先日の「混合ワクチンって毎年必要?抗体検査してから受けてる?」という内容に関して、ブログやインスタにたくさんのコメントを頂きました。
ありがとうございます。
頂いたコメントやドクターの話、自分でもさらに調べたこと、わたしの思いなどを忘れないように、長々となりますが綴っておきます。
あくまでご参考までに…。
我が家もそうですが、やはり抗体価検査せずに混合ワクチンを年1回受けている子がほとんどのようでした。
中には検査をしていても抗体がなく、結局毎年受けているという子も…。
各ご家庭や病院の方針にもよると思いますが、抗体価検査をしてからワクチン摂取をするというパターンは少ないし、日本の社会ではまだまだ一般的ではない気がします。
抗体価検査をするにもワクチンを打つのと変わらないくらいの費用がかかり、+追加ワクチンとなるとさらにかかります。
それも理由ですし、2回針刺すのもね…。
病院でする抗体価検査は、個体差はあるものの免疫が比較的長く続く【コアワクチン】(致死率が高い病気 ジステンパー、パルボ、アデノ)3種のみ。
それに対してコアほど重篤にはならないとされながら(充分恐ろしい病気ですが…)犬の体質や生活様式・環境の違いなどの感染リスクに応じて摂取する【ノンコアワクチン】(パラインフル、コロナ、レプトスピラなど)は、調べようと思えば外注で抗体価検査ができるところもあるそうです。
しかし抗体価がコアほど長く続かないので、調べてもあまり意味がないそう。
それにめちゃめちゃ高額とのことです。
(抗体価がコアほど長くないとはいえ、ワクチン摂取しないよりは定期的な摂取で病気を防いだり軽く済む時もあると思います。)
抗体価検査では、
●コアワクチンは摂取の必要性を判断できる。
●ノンコアワクチンは摂取の必要性を判断できない。
(どのくらい期間をあけてよいか分からない) ということになります。
それならコアワクチンは抗体の足りないぶんだけ打ったらいいじゃない??と思いますが、「コアワクチンのこれだけ」とか「ノンコアワクチンだけ」とかそれぞれ1つずつになったものがないそうです。
なので抗体を調べて例えば1つだけ低いな~となっても、結局は数種のワクチンを打つ可能性が高くなります。
それでも数の少ないものを摂取すれば、体への負担は少なくて済むのかもしれません。
それからいくつかドッグランの規約を見てみましたが、わたしが見た中では「1年以内のワクチン摂取5種以上」などのところが多い気がします。
中には抗体検査証明でもOKと書かれているところもありましたが、コア3種調べて抗体が陽性でも、5種必要という規約ならあと足りないぶん摂取せざるを得ないような…。
それってどうなんだろう??
検査でコアの抗体価が高い子は、価が急に低くなることはなさそうですが、1年なり個体差によって定期的に調べる必要がありそうです。
それに日本はアメリカに比べるとワクチン摂取率が低いらしいです。
狂犬病と違って任意摂取だけどコアは致死率が高いので、自らの感染を防ぐ、蔓延させないためにもやはり摂取 又は抗体価検査は必要だと思います。
ノンコアはコメントをくださった方の中には「近県でレプトスピラが流行ったので、種類を増やして摂取した」という方もいらっしゃいました。
病気の流行に合わせて摂取するのも手だな~と思いました。
あと、ちょうど1年ではなく少し期間をあけて(15~18ヶ月)摂取しているという子もいました。
確かに!!
生涯のうちでワクチン摂取回数を少しでも減らせるから、体への負担は減りますね。
ノンコアの効果は分かりませんが、抗体価検査をして当分コアが大丈夫そうなら翌年はそれも良いと思います。
わたしにない考えだったので参考になりました。
わたしが思うワクチン摂取のパターンは、
①体への負担が心配だったり年配な子、あまりあちこち出掛けないという子は…
抗体価検査をして、抗体価が高ければ摂取をしないorなるべく数の少ないものを摂取する。
②あちこちお出かけもしたいし、病気の予防もしっかりしたいという子は…
年1回なり定期的に数種類の混合ワクチンを摂取する。
それぞれにデメリットもあるかと思いますが、最終的には自分の判断なのかな。
今のところ若いうちは②、シニアになると①になりそうですが、ベルの意思ではなくわたしが決めることになるので、これで良かった!!と信じるしかないと思います。
そして医学の発展もありますように…。
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