「水中毒」…言葉は見聞きしたことがありました。
「プールとか水遊びした時の水の飲み過ぎでしょ？ベルはそんなに水好きじゃないし大丈夫！」…くらいにしか思っていませんでしたが、普段からの水の飲み過ぎも良くないとのこと。
Wikipediaによると、「犬の腎臓が持つ最大の利尿速度を超える速度で水分を摂取すると、体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥る。」とありました。
低ナトリウム血症とは血液中のナトリウム濃度が下がること。
症状としては、お腹がふくれる・大量のオシッコをする・フラフラする・元気がなくなる・大量のヨダレが出る・嘔吐・呼吸が荒くなる・瞳孔が開くなど。
さらに悪くなると、痙攣・意識がなくなる・昏睡などで死に至ることもあるとのことです(*_*)
犬が水中毒になる主な原因は、何かを咥えながら泳ぐ際、口の開いたスペースから水が胃に流れ込み、その時間が長かったり回数が多かったりすることで大量の水を飲んで起こるそう。
水辺でのレトリーブ遊び以外にも、ホースから大量に水を飲んでしまうことでも起こるとのことです。
お庭でホースの水と闘うわんちゃんあるあるですね(>ω<。)
これから暑くなり、水遊びが増える時期なので気をつけねば！
そして気になる「犬が1日に必要な飲水量」ですが、体重1kg当たり40～60mlやら60～70mlと本やネット情報・獣医師の話など多少違いがあります。
気温や運動量などにもよると思います。
ストラバイト尿経験者のベル(13kg)は予防も兼ねてちょい多めに今は1000ml弱くらいかな。
手作り食も混ぜているのでそのくらい多めです。
暑くなりお皿の置き水や蛇口からガブ飲みしたりもしていたので、そんな時は気をつけて調整しようと思います。
ちなみに体重1kg当たり90～100mlを超える水を飲むと過剰だそうです。
多飲多尿はホルモンの異常(糖尿病や甲状腺の病気)で起こることが多いそう。
多飲多尿・よく食べる・よく寝るなどの初期症状から老化と見過ごされがちですが、飲水量の変化はとても大事なことが改めて分かりました。
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